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医学書
改訂版 遺体に携わる人たちのための
国際標準の感染予防対策及び遺体の管理

■概要
本書は人の死亡から火葬までの間に遺体に携わるすべての人々(葬祭業従事者,医療従事者,警察官等)のための感染予防を目的として編集された他に市販類書を見ない実践書です。ペースメーカーの除去、遺体に適した圧迫固定、葬祭業従事者の結核が問題にならない理由などコラム満載。

■ISBN
978-4-87066-170-7

■判型
A4

■ページ
156

■定価
7,000円(税別)

2022年10月30日発行 ICHG研究会編 株式会社医事出版社


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根拠に基づく
感染予防対策上の
死後処置・エンゼルメイク・遺族ケア

■概要
本稿は、「遺体感染管理士認定資格養成講座」等で用いる、死後処置業務について総合的に解説するテキストとして執筆されたものです。死後処置業務に必要と考えられる課題について、目的別に三部構成にしました。第1部は本稿のメインとなる「死後処置」について、第Ⅱ部は、「エンゼルメイク」について、第Ⅲ部は「遺族ケア」について解説しています。
第Ⅰ部の「死後処置」では、医学的な観点に基づく、感染予防をおもな目的とする、基本的な考え方、手技、手順、準備物品について、実践に即して記載することをこころがけました。医療現場から帰宅後、火葬に至るまでの間に、遺体から血液・体液・排泄物等が浸出・流出しないための、感染予防の観点からの手技であり、十分な吟味を経て確立したものです。
第Ⅱ部の「エンゼルメイク」では、遺族に対して穏やかな顔をみていただくための、遺体の変化(死体現象)に対応した化粧法について、第Ⅲ部の「遺族ケア」では、死後処置を行う場面で遭遇する、遺族への対応について解説しています。

【目次】

第1部 死後処置

第1章 遺体からの感染リスク
  1-1 遺体と感染リスク
  1-2 遺体から感染が起こる理由
  1-3 遺体から血液・体液が漏れ出る理由
  1-4 遺体の搬送と移動に伴う漏出

第2章 死後処置の準備
  2-1 基本的な感染予防対策
    ①服装 ②手洗い ③化粧材等の清掃 ④廃棄物の処理
  2-2 死後処置に準備する物品
    ①医療器具(用具) ②消毒剤 ③処置用品(用具) ④身支度用品(用具)

第3章 死後処置の手技①基本手技
  ①鼻腔の詰めもの ②口腔の詰めもの ③肛門の詰めもの(排泄物の処理) ④膣の詰めもの ⑤耳腔の詰めもの
  3-3 遺体用口腔ケア

第4章 死後処置の手技②医療器具抜去後処置の手技
  4-1 遺体用圧迫固定法
  4-2 縫合と吸引
    ①縫合 ②吸引
  4-3 医療器具抜去痕別の具体的手技
    ①注射針痕 ②CVカテーテル痕 ③気管切開痕 ④ドレーン抜去痕 ⑤胃ろう痕 ⑥腸ろう痕 ⑦ペースメーカ抜去痕 ⑧ストマの処置

第5章 死後処置の手技③創傷部の処置
  5-1 膿・浸出液のある創
  5-2 創傷
     ①外傷の処置 ②手術後の処置
  5-3 死体検案時の後頭下穿刺の処置

第6章 死後処置のまとめ

第2部 エンゼルメイク

第7章 エンゼルメイクの基本的な考え方
  7-1 家族の心に寄り添うメイクアップ
  7-2 死後変化と化粧

第8章 エンゼルメイクの成立ち
  8-1 スキンケア
     ①死後処置におけるスキンケアとは ②手作りスキンケアクリーム
  8-2 ベースメイク
  8-3 ポイントメイク
  8-4 髭剃り

第9章 エンゼルメイクの実際
  9-1 男性の顔の整え方
  9-2 女性の顔の整え方 ①女性ナチュラルメイク
  9-3 女性の顔の整え方 ②薄化粧

第3部 遺族ケア

第10章 遺族ケアの目的

第11章 死の受容と自立
  11-1 死の受容過程
     ①第1ステージ(ご逝去) ②第2ステージ(納棺) ③第3ステージ(葬儀・告別式) ④第4ステージ(火葬)
  11-2 死亡の状況と遺族心理
     ①覚悟していた死 ②予期していない死・突然の死

第12章 遺族ケアの実際
  12-1 看取りが行われたケース~喪失予期があった遺族
  12-2 看取りが行われなかったケース~喪失予期がなかった遺族
  12-3 看取りが行われなかったケースでの具体的な手順
     ①一般病棟 ②ICU ③救命救急

コラム

「東日本大震災人的支援活動における感染予防」
「ペースメーカが装着されていることの申し送り」
「死後硬直と閉口」
「病理解剖時の顔のプロポーション」

■ISBN


■判型
A4

■ページ
56頁

■定価
1,800円(税抜)

■発行情報(書誌事項)
(株)医事出版社
診療と新薬 第57巻 第7号:1(649)-56(704)、2020

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医学書
遺体に携わる人たちのための感染予防対策および
遺体の管理

■概要
本書は人の死亡から火葬までの間に遺体に携わるすべての人々(葬祭業従事者,医療従事者,警察官等)のための感染予防を目的として編集された他に市販類書を見ない実践書です。 死後に髭はのびる? ・ 災害時の遺体の収容は? などコラム満載。

■ISBN
978-4-87066-139-4

■判型
A4

■ページ
144

■定価
7,000円(税別)

2002年12月10日発行 ICHG研究会編 株式会社医事出版社

看護書
基礎看護技術
感染予防対策上の死後の処置

■概要
本書は、公衆衛生の安全を目的として感染予防対策上の死後処置の手技を解説しています。帰宅後のご遺体の血液・体液等の事例を配し、死後処置の手技は何故そうしなければならないのという理由と手順を明確にした、わが国初の医学的見地に立った死後処置技術の看護書籍です。

■ISBN
978-4-904145-42-5 C3047

■判型
B5

■ページ
110

■定価
3,500円(税別)

2014年6月30日発行 橋本佐栄子・橋本友希著 株式会社関西看護出版

医療雑誌
看護技術
2011年1月号

■執筆内容
本書の第1特集である、「エンゼルケア,エンゼルメイク,遺族ケア:医療現場における最期の看護」を執筆いたしました。

■判型
B5

■ページ
88

■定価
1,155円(税込)

2011年1月20日発行 株式会社メジカルフレンド社


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