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2016/02/09

公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター様 講演レポート

平成27年12月21日、横浜市立大学附属市民総合医療センター様より「エンゼルケア」についての講演をご依頼いただいたので、さっそく行かせていただきました。
横浜、たまに仕事でもお伺いすることがあるのですが、今回の大学病院様、やはり大きい。上を向くと首が折れるかと思うくらい建物がすごいです。看護師だったころも、大学病院での勤務経験がないので、このスケールには圧倒されます。
さっそく、今回の講演はエンゼルケアについてです。エンゼルケアについては、初めに病院様での意向や現状を確認させていただいていたので、根拠に基づき、必要な処置・ポイント・方法等をお話しさせていただきました。また、帰宅後の現状として、体液・血液の流出事例、御遺体の状態の変化等もお話しさせていただいたので、エンゼルケアにおける処置や詰め物の必要性も、ご理解いただけたのではないでしょうか。
 質疑応答でも、師長様方からのご質問もいただき、スタッフ皆様のエンゼルケアに対する意識の高さと、取り組みのご様子を見させていただけて、とてもうれしく思いました。
また、アンケート結果でも、研修を通じての振り返りで、エンゼルケアの必要性と意味をしっかりと皆様がご理解いただけており、とてもありがたく感じます。
今回お話しさせていただきました通り、エンゼルケアが、ただの処置になるのではなく、看護師の方々が根拠をもって行うことで、大切な家族を亡くされて、大きな悲しみを抱えていらっしゃるご家族の方々の今後の支えや、ほんの少しの手助けになれるようなグリーフワークにつながるケアであるために、今回の講演が皆様のお役に立てたのであれば幸いです。
お忙しいところ、わざわざお時間を作っていただき、講演の機会をくださいました皆様に、深く感謝するとともに、今後の皆様のさらなるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

著 (有)エル・プランナー 橋本 友希

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